親友との南国クルーズで得た癒しの時間

コロナ禍でなかなか会えなかった親友と、久しぶりに南国クルーズ旅行へ行くことにしました。仕事や生活に追われる中、お互い心身ともに疲れていた私たちにとって、この旅は「癒し」をテーマにした特別な時間となりました。

出発地は横浜港。大型客船に乗り込むと、そこには非日常の空間が広がっていました。エントランスホールの高い天井、豪華な内装、そしてスタッフの温かい笑顔が私たちを迎えてくれました。船内に足を踏み入れるだけで、「ここからは日常を忘れて楽しもう」という気持ちにさせられました。

キャビンに案内されると、広々とした部屋の大きな窓から青い海が見えました。波の音がかすかに聞こえる中、親友と並んで窓辺に座り、これから始まる旅への期待に胸を膨らませました。その日の午後は、まずビュッフェレストランでランチを楽しむことに。地中海料理やアジアンフードなど多彩なメニューが並び、何を食べるか迷ってしまうほど。食事をしながら、これまでの出来事をお互いに話し合い、久しぶりにゆっくりとした時間を共有できました。

午後はスパでリラックス。予約していた全身マッサージを受けながら、凝り固まった体が徐々にほぐれていくのを感じました。親友と並んで施術を受け、「贅沢だね」「これが必要だったんだよね」と話すひとときは、この旅ならではの特別な体験でした。

夜はキャプテン主催のウェルカムパーティーに参加しました。ドレスアップをして写真撮影を楽しみ、ライブ演奏に耳を傾けながらカクテルを片手にくつろぎました。普段はカジュアルな装いの私たちも、この夜ばかりはドレスとヒールで少し背伸びした大人の雰囲気を味わいました。

2日目は石垣島に到着。寄港地では現地ガイドツアーに参加し、島の美しい自然を満喫しました。白い砂浜で足を伸ばしながらビーチを散策し、親友とこれからの人生について語り合う時間は、何にも代えがたいものでした。また、地元の新鮮な食材を使った料理を楽しみ、初めて口にする味に感動しました。

船に戻った後、夜はデッキで満天の星空を眺めながらのんびり。日常生活では決して見ることのできない星空の美しさに、私たちは言葉を失いました。親友が「こういう時間があるから、また頑張れるよね」とつぶやいた一言が、私の心に深く響きました。

最終日、帰港に向けて船が動き出す中、私たちはこれまでの旅を振り返りました。船内での快適な時間、寄港地での新しい発見、そして親友と過ごした濃密なひととき。すべてが私たちの心に刻まれ、特別な思い出となりました。

この南国クルーズは、親友との絆をさらに深めるだけでなく、心身ともにリフレッシュできた貴重な時間でした。次回は家族を誘って再び訪れたいと思えるほど、素晴らしい旅でした。


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